シャープは液晶パネルの廃棄ガラスをリサイクル利用した塗料を開発したと発表。高強度や耐熱性などが特徴。平成22年春ごろから同社製の発光ダイオード(LED)防犯灯のアルミ傘部分に使用する。塗料は、液晶パネルをテレビ画面サイズに合わせて切断した際に出る端材の破砕粉と顔料を混ぜ合わせたもの。液晶パネル用ガラスは高強度などの特性からガラス原料としての再生が困難な半面、塗料に混ぜ合わせることで、これまで同社のLED防犯灯に使用していた塗料と比べ、硬度、耐食性、耐熱性などで優れた結果が出た。また、塗装や焼き付けの工程も簡略化できるという。
同社の担当者は、端材を砕く際に出る細かい破砕粉を塗料に利用することで資源の有効活用につながるとして、「塗料の高機能性を生かし、暖房器具や自動車部品などにも応用できるのでは」と期待している。